企業・店舗の事業運営に欠かせないインフラのひとつが「電気設備」です。
しかし、使い方を誤ると重大な事故につながる危険性もあります。
北海道・帯広のような寒冷地では暖房器具の使用増加により、冬場の電気トラブルが増加します。
焦げ臭いにおいがする
コードが熱くなっている
使用中に異音が聞こえる
このようなサイン、放置していませんか?
電気事故による突然の営業停止は、企業にとって多大な損失と信用低下を招く重大な経営リスクです。そのため、異常が発生してからではなく、「予防」のための定期点検が重要です。
しかし、実際には、その「危険サイン」に気づかないまま使い続けてしまうケースが少なくありません。
電気は目に見えないからこそ、事故はある日突然発生します。
今回は、北海道帯広市で70年以上の施工実績を持つ電気工事会社が、
「電気火災・事故の予防策と安全対策」についてわかりやすく解説します。
電気事故を防ぐために、分電盤の交換も必須です。詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
「分電盤交換の目安と費用を電気工事士が解説|企業・工場は築20年が更新の判断基準」
電気トラブルを放置するとどうなる?|企業・店舗で実際にあった事例

企業や店舗の電気トラブルは、単なる設備不具合にとどまらず、営業停止や業務停止など事業運営に直接影響を及ぼす可能性があります。
当社でも、電気の異常やトラブルをきっかけに、企業様・店舗様から点検のご依頼をいただくケースがあります。
実際に現場で対応した事例として、以下のようなケースがありました。
- コンセントの緩みを放置していたことで接触不良が発生し、発熱によってコンセントが発火・焼損した
- 分電盤内部の劣化が進行していたことにより、突然停電が発生し、開店準備や業務に支障が出た
- 主幹ブレーカーの端子ビスの緩み(弛緩現象)により接触不良が発生し、電線が焼損して電力供給が停止した
- 漏電ブレーカーの経年劣化による故障でオフィス全体が停電し、一時的に業務が停止した
これらのトラブルは、いずれも設備の経年劣化や接触不良が原因であり、定期点検や早期対応によって未然に防ぐことが可能な事例でした。
電気設備の異常は突然発生するように見えても、
- ブレーカーが頻繁に落ちる
- コンセントが熱を持つ
- 焦げ臭いにおいがする
- 照明のちらつきが増える
など、事前に何らかの前兆が現れることが多く、これらの異常を放置すると、停電による営業停止や業務停止だけでなく、設備の損傷や火災事故につながる可能性もあります。
安定した事業運営と安全確保のためにも、異常を感じた段階での早めの点検・対応が重要です。
電気設備の点検・交換の目安年数|企業・店舗では計画的な保守が重要です

企業・店舗・工場などの電気設備は、経年劣化により性能が低下し、漏電や停電、機器故障などの事故リスクが高まります。
電気トラブルは、営業停止・業務停止・設備損傷など、事業活動に直接的な影響を及ぼす可能性があるため、計画的な点検と更新が重要です。
特に、
- 飲食店
- 事務所・オフィス
- 美容室・理容室
- 工場・作業場
- 福祉施設
上記のような施設は、電気使用量が多く、設備への負担が大きくなりやすいので、特に注意が必要となります。
電気トラブルは突然発生しますが、定期的な点検により、事故を未然に防ぐことができます。
以下を目安に、定期的な点検・交換をご検討ください。
| 電気設備の名称 | 点検目安 | 交換目安 |
| 分電盤・配電盤 | 3年~5年ごと (設置から10年以上経過している場合は、より短い周期での点検を推奨) | 10年~15年 |
| コンセント | 10年程度 (ぐらつき・変色・発熱の確認) | 一般的に10年 |
| 電気配線 | 月1回程度外観確認(異音・異臭・損傷の有無) 年1回は設備を停止しての詳細点検を推奨 | 20年~30年 |
| 延長コード | 日常的に異音・異臭・発熱・被覆破損の有無を確認 | 3年~5年 |
特に分電盤や配線は、外見では劣化が分かりにくく、内部の絶縁劣化や接触不良が進行している場合があります。築20年以上経過している建物や、長期間設備更新を行っていない施設では、電気設備の老朽化が進んでいる可能性があるため、専門業者による点検をおすすめします。
定期的な点検と計画的な設備更新により、電気事故を未然に防ぎ、安全で安定した事業運営につながります。
起こりやすい電気トラブル3選|漏電・火災・感電防止のために企業が知っておくべきポイント

企業や店舗、事務所、工場などの電気設備では、日常的な使用の中で少しずつ劣化や負荷が蓄積しています。
電気事故は突然発生するように見えますが、多くの場合は事前に異常のサインが現れています。これらの前兆を見逃さず、早期に対応することで、停電や火災、業務停止といった重大なトラブルを防ぐことが可能です。
ここでは、実際の現場で特に多い電気トラブルをご紹介します。
ブレーカーが頻繁に落ちる(過負荷・漏電の可能性)
電子レンジ、電気ケトル、電気ストーブなどの電熱機器を同時に使用した際にブレーカーが落ちるのは、過負荷による安全装置の正常な動作です。
しかし、次のような症状がある場合は注意が必要です。
- 特定の電気製品を使うとブレーカーが落ちる
- 雨天時や湿度が高い日に落ちやすい
- 分電盤が異常に熱を持っている
- ブレーカーが落ちる頻度が増えている
これらは、漏電や設備の劣化、電気機器の故障が原因となっている可能性があります。
この状態を放置すると、突然の停電による業務停止や、感電・火災事故につながる恐れがあります。早めに専門業者による点検を行うことが重要です。
コンセントやプラグの発熱・発煙(火災の原因)
オフィス機器や冷蔵庫、PC、複合機など、常時接続されている電気機器のコンセント周辺は、トラブルが発生しやすい箇所です。
主な原因としては、
- コンセントの経年劣化による接触不良
- プラグの緩み
- ホコリと湿気によるトラッキング現象
- 長期間使用による部品の劣化
などが挙げられます。
以下の症状がある場合は特に注意が必要です。
コンセントやプラグが異常に熱い
プラグが焼け焦げたように変色している
焦げ臭いにおいがする
使用中に異音がする
この状態で使用を続けると、発煙・発火につながる危険性があります。
異常を感じた場合は、速やかに使用を中止し点検を行うことが重要です。
電気機器・配線の劣化や断線(見えない内部劣化に注意)
長年使用している電気機器や電源コードは、外見に異常がなくても内部の絶縁劣化や断線が進行している場合があります。
以下の症状がある場合は注意が必要です。
コードの被覆が硬い、ひび割れている
器具を動かすと電源が点いたり消えたりする
プラグを触ると異常に熱い
使用中に異音・異臭がする
これらは接触不良や断線の前兆であり、放置すると発火や停電の原因となります。
電気機器や電源コードは、使用環境にもよりますが、5~10年を目安に点検・交換を検討することをおすすめします。
電気事故を防止するためのチェックリスト

さまざまなトラブルをご紹介しましたが、
「どのタイミングで点検を依頼すればよいのか分からない」
という企業様も多いと思います。
判断の基準としては、
- ブレーカーが週に1回以上落ちる
- コンセントが触れないほど熱い
- 焦げ臭いにおいがする
- 設置してから年数が経過している分電盤
1つでも当てはまる場合はすぐにご相談することをおすすめします。
電気事故を防止するために今すぐできること

電気設備のトラブルは、日常の何気ない使用環境の中で発生することが少なくありません。
実際の現場でも、コンセント不足を補うために電源タップや延長コードを使用し、複数の機器を接続しているケースが多く見られます。
一見問題なく使用できているように見えても、消費電力の大きい機器を同一回路で使用することで、配線や接続部に大きな負荷がかかり、発熱や接触不良の原因となる場合があります。
このような状態を放置すると、コンセントや配線の劣化が進行し、発煙・発火や突然の停電など、重大な事故につながる可能性があります。
電気事故の多くは、突然発生するように見えても、
- コンセントが熱を持つ
- 焦げ臭いにおいがする
- ブレーカーが頻繁に落ちる
など、事前に何らかの前兆が現れています。
こうした小さな異常を見逃さず、早期に点検・対応を行うことが、電気事故を未然に防ぎ、安全で安定した事業運営につながります。
特に企業や店舗では、電気トラブルが営業停止や業務停止につながる可能性があるため、異常の早期発見と定期点検が重要です。
まとめ:電気事故防止のために気をつけるべき4つのポイント

ここまで電気事故のリスクについてお伝えしてきましたが、
日頃の小さなメンテナンスと心がけで、電気はもっと安全に使えます。
トラブルにつながりやすい日常の行動として
- 消費電力が大きい機器には、専用回路が必要となる場合があります
- 古い電気製品は定期的に点検する
- 焼け跡や焦げ臭いにおいがないか確認する
- ブレーカーの作動状況に注意する
これらのポイントを定期的に確認することで、電気事故の予防だけでなく、安定した事業運営と設備の長寿命化にもつながります。
いま一度、店舗やオフィス内に該当する箇所がないか、見直すことをおすすめします。
北海道・帯広での電気点検・漏電調査は日進電設工業にお任せください

ご紹介したような状態を放置すると、配線や電気機器の異常発熱により火災が発生する危険があるほか、突然の停電により店舗や工場の営業停止・業務停止につながる恐れがあります。
また、電圧異常や不安定な電気供給により、パソコン・製造機械・業務用設備などの故障や損傷を引き起こし、修理費用や業務への影響が大きくなるケースもあります。
そのため、異常を感じた段階での早期点検が重要です。
当社は帯広・十勝で長年にわたり電気工事を行ってきた実績があり、現場経験豊富な国家資格保有の電気工事士が現地を確認し、建物や使用状況に応じた最適な施工プランをご提案いたします。
当社の電気点検・工事の特徴
- 現地調査無料・お見積り無料
- 原因調査から修理・施工までワンストップ対応
- 必要最低限の工事提案
原因が分からない電気トラブルの点検から修理まで、現場経験豊富な電気工事士が責任をもって対応いたします。漏電修理・分電盤交換・コンセント修理・ブレーカー交換など、建物の状況に応じた最適な施工をご提案させていただきます。点検のみのご相談も可能ですので、安心してご相談ください。
このような場合は点検をおすすめします(修理・調査をご検討ください)
- 漏電の疑いがある
- 分電盤や配線の点検をしたことがない
- 設備が10年以上経過している
など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
現地確認のうえ、必要な場合のみ工事をご提案いたします。
まずは無料の現地調査・お見積りをご利用ください
電気トラブルは、目に見える異常が出る前に内部で劣化が進行しているケースも少なくありません。
ブレーカーが落ちる・コンセントが熱いといった症状は、重大な事故の前兆である可能性があります。
特に企業・店舗・工場では、突然の停電や設備故障が業務停止や信用低下につながる恐れがあります。
小さな異常の段階で点検を行うことで、大きな事故や高額な修理費用を未然に防ぐことができます。
点検・調査のみのご相談も承っておりますので、異常を感じた際はお早めにご相談ください。建物の使用状況や設備の状態を確認し、最適な点検・修理プランをご提案いたします。
無理な営業は一切いたしませんのでご安心ください。




